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交通事故問題でお悩みの方へ

　交通事故は突然に遭うものであり、また初めての経験であることがほとんどだと思います。そのため、通院はいつまでできるのか、いつまですべきか、警察や保険会社への対応等、何をどうすればよいのか分からず、困惑してしまうことが多いのではないでしょうか。

　また、怪我の状態や後遺障害のために従来の職場を退職せざるをえなくなったり、重大な後遺障害のために日常生活もままならなくなってしまったりなど、事故によりその後の人生を大きく変えられてしまうほどの損害を被ったということもあろうかと思います。

　さらに、加害者や保険会社の不誠実な言動に、どうして被害者であるのにこのような目に遭わされなければならないのかと憤りを感じている方、また、保険会社に提示された項目の意味が分からない、賠償金の額が適切なものかどうか判断ができないという方も多くいらっしゃいます。

　交通事故で被った損害は、経済的なものも、精神的なものも、すべてを金銭に評価して、これを支払ってもらい、損害を穴埋めしてもらうしかありません。そのためには、被害者としても、相応の準備が必要です。

　忙しいからなどという理由で、通院をしなかったり、自己判断で治療を中止したりする方がいますが、よくありません。重大な後遺障害が残ってしまったら大変です。しかも、治療を事故直後から継続して受けていないと、事故による後遺障害であると証明することができず、損害賠償請求自体ができなくなったり、治療をしなかった被害者にも落ち度があるとして、損害額を減らされる理由にされたりしてしまいます。

　また、プロである保険会社とやりあうためにはそれなりの知識がなければなりません。保険会社からの提案を鵜呑みにして、示談をされてしまう方も多いですが、保険会社の提案は、我々弁護士から見ると、賠償すべき項目が抜けていたり、賠償額が不当に低かったりすることが多いのです。弁護士が交渉に入るだけで、保険会社の提案が大幅に増額されることもあります。

　不安や疑問等を払拭するために、また、適切な損害賠償を確実に受けとるために、交通事故問題について専門的知識を有する弁護士に早い段階で、相談、依頼されることをお勧めします。