裁判所から届いた郵便が届いたら?その内容と対処法

平成22年12月9日号掲載

Q 裁判所から私宛てに郵便(封筒)が来た場合の対処のしかたを教えて下さい。

A 裁判所から郵便が来るというのは、あまり気持ちのいいものではなく、むしろ普通は不安になってしまうものでしょう。

家庭裁判所からの郵便

 家庭裁判所から郵便が来る場合、封筒には「家庭裁判所」とは書かれておらず、差出人として家庭裁判所の書記官の氏名がゴム印で押されてあるだけのことがよくあります。郵便の内容は、通常は、離婚や遺産分割等の調停を起こされたことにより、その日時や調停制度の説明を伝えるものです。

簡易裁判所からの郵便

 簡易裁判所から郵便が来るのは、民事調停か民事訴訟を起こされた場合が多いです。民事調停の場合は、必ずしも弁護士等を頼まなくても、多くはご自身で対応できます。民事訴訟の場合には、弁護士や司法書士に相談した方が無難です。

地方裁判所からの郵便

 地方裁判所から郵便が来るのは、多くは民事訴訟を提起された場合です。問題となる金額も簡易裁判所の場合と比べて高額であり、代理人として法廷に立って活動できる専門家は弁護士に限られます。早めに弁護士に相談・依頼をすることよって、より適切な対処をすることができます。

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