求人広告詐欺対策!騙されたことに気づいたら(電話内容を録音しておこう)

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 2022年頃から求人広告詐欺が増えてきています。弊所では、求人広告詐欺の相談が急増したため、ブログ記事「無料求人広告の詐欺!?無料求人広告のトラブルにご注意」にて注意喚起を行いました。

 しかし、求人広告詐欺案件は高止まりし、下がる気配を見せません。

 このような詐欺・悪徳会社から電話がかかってきた場合、電話内容を『録音』しておくことは非常に有効です。それは、以下の理由に基づきます。

 担当者は偽名を使っていることが多い

 虚偽の説明をすることが多い

(詐欺・悪徳会社が電話で語る虚偽の例)

  • 「どんな内容でも契約書にサインしたら有効ですよ」
  • 「訴訟になったら全て当社が勝っていますよ」
  • 「事業者間では説明責任なんて有りませんよ」
  • 「申し込みの際に有料契約に自動移行することを丁寧に説明しましたよ」
  • 「無料期間で契約を終了させる方法を丁寧に説明しましたよ」
  • 「こちらはすべての会話を録音していますよ」

 脅しや乱暴な口調で話してくることがある

 まっとうな商売をしている会社であれば、従業員が偽名を名乗ったり、虚偽を述べる、脅し口調であるといったことは通常あり得ません。

 このような会話を録音しておくことにより、相手方の請求を断念させることに役立ちますし、万が一、訴訟になった場合でも、これらの録音テープを証拠として提出することにより、相手方が詐欺・悪徳会社であることの立証が非常に容易になります。

 相手方会社から求人広告の勧誘を受けた最初の電話から録音があればベストですが、「この取引はおかしいかも?」ということに気付いてからでも遅くはありません。

 相手方会社から来た電話は全て録音しておくことをお勧めします。

 その際には、上記(1)の理由により電話口で話している相手方担当者の名前(できればフルネーム)を尋ねることが有効です。

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