(交通事故)双方走行中の事案で、当方過失割合ゼロを獲得した事案

横浜市の男性からの交通事故相談

四輪車同士の双方走行中の衝突事故の事案では、一方の過失割合がゼロとなることはめったにないが、詳細な現場報告書を弁護士が作成し、相手方の損害保険会社に当方相談者の過失ゼロを認めさせた。

事故発生時の状況

 右折レーンを走行中の相手方車両が直進レーンに割り込み、直進レーンを走行中の依頼者車両と衝突した事案。3車線のうち右側2車線が右折レーンという特殊な交差点であり、そのことに気づかずに右折レーンに入ってしまった相手方車両が慌てて直進レーンに割り込んだことが原因の事故であった。依頼者にケガはなく、車両修理費の負担割合のみが問題となった

当事務所が関与した結果

 依頼者の車両も停止していたわけでなく、過失割合ゼロとするのは難しいかとも思われた。

 まず、弁護士が事故現場に赴き、現場写真を撮影した。その上で、①すぐ手前にも別の交差点があって依頼者車両はスピードが出ていなかったこと、②右側2車線が右折レーンであることはだいぶ手前から表示されており、相手方が注意しておけば気づけたはずであること、等を、写真報告書にまとめて主張した。

 結果、相手方は、依頼者の過失割合をゼロとすることで了承し、車両修理費の全額を相手方に負担してもらうことができた。

解決のポイント(所感)

 依頼者は、自分にも過失があるとなって自分の保険を使うと保険料が上がってしまうことから、過失割合をゼロとすることにこだわっていたが、当初は双方の主張は平行線であった。詳細な写真報告書にまとめたことから相手方の譲歩を引き出すことができたものと思われる。

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